まず、敢えて最初に言わせてください。ゆとり教育が掲げてきた「一億総中流化」という世の中の理想論など偽りです。
厳しいと思われるかもしれませんが、私は「この世界に平等、公平はない」と言いたいです。平等、公平というものは、与えられている機会のことであり、自己実現の努力なしに結果は付いてこない、と言いたいのです。私はまず学習教室を立ち上げる以前から高校教員を続け、公立、私立それぞれの教育に携わって参りました。義務教育を終え、格差のない社会を思い違い、悪い意味でのゆとりのぬるま湯に浸かったまま卒業して行き、進路先でそれを思い知り、涙する生徒達を私は今まで沢山目の当たりにしてきました。それ故に、世間の厳しさを心得ているつもりです。
本教室は、その厳しさを理解し、学習する本当の意味を考え、前を向いて成長しようと自ら行動してくれるようにという思いを込め、30年近く教育を進めてきました。人生の岐路とも言える受験を勝ち抜くことが、まさに平等に与えられた機会を掴むその時ではないでしょうか。そうした意欲を持った生徒達が自らの輝かしい人生をつかみ取るために、努力を重ねて行こうと思いを持つ生徒達の成長と自己実現のため、全力を懸ける思いであります。
古河進学教室 教室長